ピタゴラ暗号棒シミュレータ
これは何?
NHK Eテレの『ピタゴラスイッチ』のコーナーの一つである
「ピタゴラ暗号棒」で用いられる暗号化および復号をシミュレーションするツールです。
これは非公式のツールです。NHKとは一切関係ありません。
使い方
- 平文
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暗号化する平文を入力します。また、復号の結果がここに出力されます。
「強制的にこの行数で暗号化」にチェックを入れていない場合は、改行が反映されるので適当に改行してください。
- 暗号文
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複合する暗号文を入力します。また、暗号化の結果がここに出力されます。
- 行数
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復号時に使用する行数を入力します。
「強制的にこの行数で暗号化」にチェックを入れている場合には、暗号化時にも使用されます。
番組で使用される行数は3のことが多いようです。
- 強制的にこの行数で暗号化
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チェックを入れない場合は、平文に入力された改行を用いて暗号化します。
チェックを入れた場合は、平文に入力された改行を無視し、入力された行数に自動で分割します。
- 開始位置
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通常の開始位置(「紙」の端)から何行先から開始するかを設定します。
番組で使用される開始位置は0のことが多いようです。
- 方向
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手紙を書き込む方向を設定します。
- 左へ / 右へ
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ある行を書いた後、その次の行をどっち側に書くかを設定します。
「左へ」は、ある行を書いた後「暗号棒」を右に回し、次の行を前の行の左に書きます。
「右へ」は、ある行を書いた後「暗号棒」を左に回し、次の行を前の行の右に書きます。
- 反転
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チェックを入れない場合は、(開始位置が0のとき)最初の文字が「紙」の最初に来るように書きます。
チェックを入れた場合は、(開始位置が0のとき)最初の文字が「紙」の最後に来るように書きます。
番組では、左へ、反転なしのことが多いようです。
- 暗号化
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指定されたパラメータに基づき、平文を暗号文に変換します。
- 復号
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指定されたパラメータに基づき、暗号文を平文に変換します。
- 総当たり復号
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考えられる全てのパラメータの組み合わせ(行数を1から暗号文の文字数まで)を用いて一気に復号操作を行い、
結果を一覧表示します。
改行は/で表示されます。
本来のピタゴラ暗号棒
- 適当な棒と細長い紙を用意します。
- 紙を棒に斜めに巻き付けます。
- 棒に沿って、紙にメッセージを書きます。
このとき、紙をほどいた時に文字が1行になるように書きます。
- 紙をほどくと、暗号文が出てきます。
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