以前、ArduinoでPICにプログラムを書き込む方法を紹介しました。
しかし、この方法では書き込みにいちいちACアタプタ、抵抗、スイッチなどを用意する必要があり、若干めんどくさいです。
そこで、今回は秋月電子のArduino用ユニバーサル基板(通販コード: P-06877)を利用し、
基板の接続と配線のみで書き込めるようにしました。
以下のPIC(及びそれと書き込み用の命令が同じPIC)に対応しているはずです。
このリンクからそれぞれのPIC用のArduinoのスケッチをダウンロードできます。
(型番)_writer.hに書かれているPIC向けの命令や待ち時間を書き換えることで、他のPICにも対応できるかもしれません。
Windows用ソフトです。ただし、ソースコードも入っているので、 シリアル通信の部分(readOneWord関数、writeOneWord関数、ポートのオープン・設定・クローズ)のみ移植すれば、Linuxなどでも動くかもしれません。
以下の画像は、PasSを用いて作成しました。
2個の半固定抵抗の向きは同じです。LEDはGNDにつながっている方がカソードです。後は画像から察してください。
青色の線は基板裏側での配線(スズメッキ線)、オレンジの線は基板表側での配線(被覆配線)です。
※今回の基板は両面スルーホールであるため、表側は被覆配線を用いないと短絡して不都合の原因になります。
※今回の基板では、Vppの必要電圧が13Vなど、12Vを超えるものには対応していません。
表 | 裏 |
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以下の通販コードは秋月電子通商のものです。
Vpp=12V以外で書き込みを行う場合、事前に半固定抵抗を操作して書き込み対象のPICに合ったVppの電圧に調整してください。
スライドスイッチにより、下から12V、9V、5Vに設定することを想定しています。
スライドスイッチを操作し、書き込み対象のPICに合ったVppの電圧に設定してください。
このページの内容を参考に作業を行った結果、
組み立てミスなどによる火災や火傷、その他のケガ、ArduinoやPICなどの破損、およびその他のいかなる損害が発生した場合でも、
筆者は一切責任を負いません。
また、このページの内容の正確性は保証しません。
自己責任でご活用ください。